愛/憎

オーラルの5150がフラゲ日に届いていたので、愛/憎もフラゲ日に届くかなーと思って、22日の夜、ちょっとだけ期待して仕事から帰ってきた。

 

届いてなかった。ちょっとだけ悲しい。

 

 翌朝起きたら届いてました。珍しく、届いてすぐCD開けて、パソコンに取り込みました。

頭がぼーっとしている時期ということもあって、かれこれ4時間くらい聞いてる。飽き性なわたしが1枚のシングルこんなにリピートしたの初めてかもしれない。

ちょいと感想を。

 

1.愛/憎


CIVILIAN 『愛/憎』MV Short Ver.

 

2.LOVE/HATE/DRAMA

1曲目の愛/憎は、バカリズム脚本の「黒い十人の女」の主題歌です。最初ドラマの主題歌になったって聞いたときに、どうせ田舎じゃ入らんやろーって思ってたけど、あらびっくり、ちゃんと入るじゃない。主題歌聞くために見出したのに、ちゃんとおもしろい。今ではドラマ自体が楽しみになってる。録り溜めて、気が向いたときに見てます。

聴きすぎて曲の感想が出てこない 笑。作り込まれてるなあっていう印象です。THE表題曲、みたいな。

 

2曲目は、愛/憎の元になった曲だそうで。なんていうか、骨組感。これにしっかり肉付けしてできたものが愛憎なんだろうな、って思った。

ギターの音とか、声の感じとか、愛憎はすごくきれいに、しっかり、パッケージングされてるなあって思ったんだけど、こっちは軽い。ウエハースみたい。サクサクで、1枚じゃ物足りなくて、何枚でも食べられちゃう。1回じゃ足りなくて、何回も聴いちゃう、みたいな。骨組みでも、軽くても、しっかりしてるから心地いい。というか、骨組みの時点でしっかりできているものって、肉づけしても大方良いものになるだろうし、肉付けの幅が広がるんじゃないかな。作曲に関しては、したことないからわかんないけど。

途中であった、がーって弾いてたギターソロが愛憎のあのギターソロになったんだろうなあ。っていうところが連想されるから、プロトタイプを収録してくれるのはファンとして嬉しい。

 

2曲ともそうなんだけど、コヤマさんって女の人の目線を捉えるのが上手いなあと思います。ナノウ名義のカナシキヒステリックガールとか、朝焼け、君の唄。のときも思ったことで、なんだろうな、コヤマさんの中の女性的な部分を曲にした感じかな。

コヤマさんが女っぽいというんじゃなく、男の人の中にも女性的なところがあると思うし、反対に女の人の中にも男性的なところがあると思うんです。わたしの中にも「男っぽい」部分あるし。って考えると、女の人の目線を捉えるというよりは、自分の中の「女性」を出すのが上手いって表現の方が合ってるのか。

それで、その「女性」がテーマの今回のドラマにはぴったりなんじゃないかな、と。

 

 

3.3331

これはね、本当にね、10月5日のライブで聴いたとき泣きそうになりました。

最初のイントロ聴いたとき「知ってる曲だ」「こんなところで聴けると思ってなかった」「嬉しい」っていう思いがごちゃ混ぜになって、でもやっぱり一番「嬉しい」が強かった。

ナノウ名義で作った曲を、CIVILIANとしてコヤマさんがみんなの前で演奏する日が来るなんて。しかもそれがメジャーデビューのCDに入るだなんて。今までバラバラだったものが、ひとつになっていく気がして。本当のところはどうか知らないけれど、コヤマさんが自分を受け入れていっているような感じがして、すごく嬉しかった。

音の雰囲気が、思っていたものとはちょっと違ったけれど、多分それはあの日のライブの印象と今までにあった3331のイメージが離れないんだと思う。やっぱりCDは「きれいに落とし込まれている」ものだと思うから、感触が違うんだろうなあ。

 

あと、歌詞カードの右下にメリーちゃんがいたのが嬉しい。

しっぽがCの形に曲がってて、顔も少し変わってたけど、ちゃんとメリーちゃんでした。

 

Lyu:LyuからCIVILIANになって、メジャーデビューして、これからどんな風に変わっていってくれるのだろう、と少しわくわくしている気持ちもあり、反対のことを言うようだけれど、変わっていく中でも、変わらないものがあるんだっていうことを、あなたたちを通して感じたいとも思っています。メジャーデビューおめでとうございます。これからもずっと大好きです。